野鳥関係の道具
野鳥関係は、どれも自分ごときには似つかわしくない一流品ばかりで気恥ずかしいものなんですけど、一応使っている機材を紹介します。
双眼鏡
- スワロフスキー８．５＊４２ＥＬ（写真）
- 機能的には完全に満足しています。画像はとても綺麗だし、持った感じの感触やバランスの良いホールディング、重量の負担を分散させるデザイン、完全防水など、完璧なできばえです。夕方に覗くと、肉眼で見るよりもはっきりと見えるくらいです。面白いのは、接眼側のキャップがチルトするので、双眼鏡を目幅に合わせて固定した場合、その目幅のままでキャップをかぶせる事ができるのと、対物側のキャップが本体にゴムのリングで固定する形なので、はずしたキャップをどこかにしまう手間が無いです。このように、細部に至るまで、使う人の側のことを考えた双眼鏡です。
- ライカ 10＊25 ＢＣＡトリノビット（写真）
- 登山用にコンパクトである程度の性能のものを、ということで購入。見えもある程度の水準は行っていますが、やはり小さいので、少し落ちる所があるのは否めません。デザインはミリタリーぽくてカッコイイと思います。
フィールドスコープ
- スワロフスキーＡＴ８０ＨＤＬ（写真）
- 双眼鏡同様、スコープもスワロフスキーを使用しています。画像は綺麗だし、バランスも良いし、完全防水だし、言うことありません。ただ、キャップなんかの造りはＥＬ双眼鏡のような使い勝手の良さの感激はありませんでした。アイピースなんかは按配の良いケースが欲しいんだけどなあ。このスコープに使う三脚は、ベルボン製カルマーニュ６３０Ｅというカーボン三脚と、マンフロットのビデオ雲台200をセットして使っています。（といっても買ったばっかりでためしていません。。。軽量化とデジカメ接続のためです。）
- コーワＴＳ５０１ ＺＯＯＭ
- 通称「ミニスポ」です。山なんかはこれを持っていくと重宝かと思って買いました。軽さと、ホールディングを考えたカバーなんかは、アイデアがあって楽しいですが、画像的にはイマイチかも。ちなみにミニスポ専用一脚もコーワ純正のを持っていますが、これを使ってもあんまりぶれが止まらないので結局使いませんでした。（最近はCOOLPIX用にこのＫＯＷＡの一脚を転用しています。）
デジカメ
- ニコン ＣＯＯＬＰＩＸ９９０Ｅ（ステップアップリングの写真）
- 最近購入。このページでは、山岳の風景写真と野鳥の写真で生かそうと思っています。風景は普通に撮りますが、野鳥のほうは、レイノックスＰＮＦ−８０８というフィルター付きのアダプターリング（フィルターは使いません）でまず28mm→37mmに変換し、更にエツミ製の変換リングで37mm→52mmに変換すると、だいたいスワロフスキーのスコープの目当てゴムをめくった状態と直径が合うので、デジカメ＋スコープ撮影に使える状態になりました。。。が、やっぱりピントや露出が難しく、なかなかうまく撮れません。でも、手軽に撮れるし、スナップなんかはすごく綺麗に撮れるので、これから活用しようと思っています。→（2002/08/18追記：今回、ステップアップリングの代わりになるものとして、協栄産業製のアダプターを導入しました。これは、目当てゴムをはずして真鍮のリングを嵌めて、そのリングに対してネジ留めして固定するやり方です。）
- タイド デジタルカメラ液晶モニタービューワー（写真）
- これは、デジカメの液晶画面にくっつけるビューワーです。要は明るい所だと液晶が見えなくなってしまうために、光をさえぎるための「覆い」です。ただし、レンズとディフューザーが付いています。（文章だとわかりにくかも）両面テープで液晶画面にあわせてフレームを貼り付けて、ビューワーを取り付けます。ただ、私はレンズもディフーザーも外してしまいました。完璧とはいえませんが、なかなか効果があります。これを作っているタイドデザイン社のホームページもあるので、見てみてください。、
- コーワ ＵＰ５００（写真）
- これは実は「ミニスポ」用の一脚です。植物の撮影をＣＯＯＬＰＩＸで行うときに使えます。どうも三脚のような仰々しいのよりも、ピントの微調整はカメラ本体を動かした方が合う感じがするので、カメラの位置を一脚を前後させて合わせて撮影します。この一脚は、雲台の所にカバーが付いていたり、にぎりとしてウレタンが巻いてあったりして、つくりが良いように思いました。
植物関係の道具
こちらも最近はデジカメ（COOLPIX990）を使う機会が増えました。でも、一眼レフで銀塩写真を撮る時もあります。ルーペも一応持っているんですけど、あまり活用していません。
カメラ
- ミノルタ α707Ｓｉ（写真）
- 少し前の、中の上クラスの一眼レフです。１05ｍｍマクロレンズを付けて花の接写用に使っています。三脚はジッツオの小ぶりの脚に、ＳＬＩＫのＡＦ2100というちょっと変わった自由雲台（大きな黄色い握りが付いていて、これを握ると雲台が動き、手を離したところで止まるという、いわば「飛行機の操縦桿」のような造りの雲台です。）を付けて撮影しています。ちなみに撮った写真は、それなりの出来のものをＫＯＤＡＫ Ｐｈｏｔｏ ＣＤに焼いています。（このホームページの写真も花の写真は概ねＰｈｏｔｏ ＣＤの写真から持ってきています。）
登山用具
持ち物一覧
- 荷造りを手早くするために、表（リンク先です）を、自分用に作成しました。写真を撮るためのものや、小屋泊まりのための道具も用意に入れています。このリストの中から行く山のコースに合わせて持っていくものをセレクトしています。
使って良かったもの＆一工夫
- 今、使っている道具で、「これは良かった！」というような使い勝手の良いものや、一工夫がうまくいったもの、買ってはみたものの、「アレ？」というものなどを紹介します。
- Gｏｒｏ ブーティエル（写真）
- 皮製の軽登山靴です。本当に履きやすいです。靴底も一回張り替えました。（張り替える時にオリジナルのソールよりも厚くしてもらいました。）使い捨てのものが多いなかで、長持ちさせることが出来るものは身の回りには他になく、愛着を感じています。手入れも帰ってきたら泥を洗い落としてワックスをかける程度で、そんなにめんどくさくありません。（布の靴の方が汚れがしみこんだ場合の方がかえって大変な気がします。）
- ミレーのザック（35リットル）（写真）
- ザックはこれの他にグレゴリーのＫａｔｍａｉ65リットル（これはとても背負いやすいです）と、ミレーの45リットルのを使っています。この、写真のザックは特徴があるザックでも無いのですが、ミレーはロゴが変わったので、旧ロゴの記念写真としてここに入れときます。
- エスビット（写真）
- 固形燃料を使う簡易コンロです。名前を知っている人は多いと思いますが、実際にこれを使っている人を見たことはありません。ワンルームの部屋にガスボンベを置きたくなかったので、試しにこれを買ってみて使ってみたところ、ススもティッシュでぬぐえばすぐ取れる程度しかつかないし、テルモスで持っていったお湯を沸かしてカップヌードルやコーヒーを淹れるくらいならば、十分使えます。
- Ｓｉｒｅｘ（ウレタンの折りたたみ座ぶとん）（写真）
- 「コージツ横浜西口店」で見つけたのですが、６００円くらいの見た目は大したことがない座ぶとんなんですが、これが意外と重宝します。まず軽いし、雨の時にはこれを地面に敷いて足を置いて靴を脱いで雨具を着たりするのに便利です。あんまり売っているのを見たことが無いのですが、以前、「BE-PAL」に載っているのを見たこともあります。
- UNIFLAME ネイチャーストーブ（写真）
- 一言で言うと「焚き火コンロ」です。下が網になっていて、「煙突」のように空気が通るように工夫されています。これは最初にヤマケイで見た時に「スゴイ」と思って買ったのですが、１回しか使ったことがありません。確かに良く燃えるのですが、木を燃やして出るススがやかんなんかに着くとなかなか取れないのと、灰の始末（完全燃焼するので白い灰が少量残るだけですが）を考えると、使える場所に気を使うので、敢えて持ってゆく気になれません。
- 山でコーヒーを沸かして飲む！（写真）
- 昔から山の湧き水でコーヒーを淹れよう！と思って色々と道具を探しました。こちらの写真はスプリング状のステンレスのコーヒーサーバーです。これはかさばらない点は良いのですが、安定性が悪いのと、外気に直接触れるので、冷めやすい欠点があります。結局、今は普通のメリタのコーヒーサーバーを使っています。プラスチックだし、形状からみても割れやすいのですが、スーパーでこれにピッタリ合うタッパーを買ってきました。（本来は味噌なんかを入れるものらしいです）、山に持ってゆくときにはタッパーに入れてビニールにくるんで持ってゆきます。青緑色のコップは「さかいやスポーツ」で買った、保温性のある二重底のプラスチックのカップです。
ソフトウエア
- ホームページビルダーＶｅｒ６．０
- このページを作成しています。「どこでも配置モード」というモードからは、テキストボックス、表、画像データを貼ってならべるだけで出来てしまいます。ロゴなどのサンプルデータも豊富で、使いやすいです。
- 野帳！！For Windows 0.42β
- ＠ＮＩＦＴＹ（パソコン通信のほう）の電子会議室（フォーラム）「FBIRD」の 「でお」さん作成のソフトです。観察地の情報と、見た野鳥の種類をマウスで選択していくと、観察記録が自動的にテキストファイルとして出来てきます。このホームページの野鳥観察記録も、このソフトで作成していますが、テキストデータをテキストボックスとして貼る際に、もとのデータだときちんと３列整形されているのですがなぜかスペースが消えてしまうので、観察種類の所だけは、いったんMicrosoft
Excel 2000を使って、「データ→区切り位置」で表組みに直してから、表として貼りつけています。（ＢＡＢＢＯＯさんより、フィールドノートの３列整形された記録箇所がくっついて見えるのは、＜ｐｒｅ＞ ＜／ｐｒｅ＞句の間に三列整形された箇所を入れれば直るとの指摘を頂きました。）（01/02/03の多摩川の記録からはこちらのやり方になっています。）
- CD Master Ver 2.01
- コダック イマジェックス 株式会社が提供しているＰｈｏｔｏＣＤのViewerソフトです。銀塩カメラで撮った写真を焼いたＰｈｏｔｏCDをこれで読んでJPEGに切り出してホームページに使っています。ちなみに、おととしまではネガでやっていたのですが、去年（2000年）からリバーサル（ＦＵＪＩのプロビア）を使い出しました。もともと、かなりアンダー気味で撮っていたのですが、ネガをＰｈｏｔoCDに焼いていた時と比べて、正確というか、アンダーそのままにCDに焼かれていました。あと、マウントで出したのですが、若干ケラレが隅に出ていて、ちょっとがっかりしました。まあ、Photoshopで補正をかけるのでかまわないのですが。。。
- デジカメNinja フォトボックス Ver2.07
- ＣＯＯＬＰＩＸのパソコン接続キットに付いてきました。デジカメ写真をアルバム管理するのに便利です。画像にコメントなんかも付けられます。
- Adobe Photoshop 5.0LE
- これまたＣＯＯＬＰＩＸのパソコン接続キットに付いてきました。これで画像をトリミングしたり、明るさの補正なんかをしています。（自動補正でも、他の画像系のソフトよりもずっと綺麗にできるように思います。）いろんな効果を付けられるのですが、難しくてまだ使いこなしていません。（多分ムリ？）
- Microsoft Word 2000
- ロゴを使うのに使用しました。「Ｗｅｂページで保存」とすると、ＷｏｒｄのテキストボックスがＧＩＦ画像となります。これをホームページビルダーで取り込む際に「編集」→「画像の編集」で「背景を透明」にすると、ロゴとして使えます。ホームページビルダーなんかに付いているロゴはわざとらしい感じなので、これで作ったシンプルなものに置き換えてゆく予定です。
今の道具
- 2023/01/30追記
- このページを作ったのはおそらく2000年前後で、デジカメなどは買い換えています。ただ、せっかくなので記録として残しておこうと思いました。ちなみに今は以下の道具を持ち歩いています。
- デジカメ： Lumix FZ300
日陰の植物を撮影する場合は三脚も持ってゆくので、持ち運びを考えるとこれぐらいの重量のもの（約691g）がちょうど良いです。野鳥撮影の場合、海辺などではたまに純正のテレコンを使いますが、24倍なので、大体このままで使っています。
- 双眼鏡： Nikon 10×25HGL
野鳥観察だけでなく、植物観察の時も離れた所に咲いている花などを見る際に使います。 こちらも軽量(約300g)です。
